心臓

どーも^ ^

 

土日休みで子供と公園で遊んで

 

疲れ切ったパパです。

 

日曜日の夜から月曜日の朝にかけて

 

また仕事の日々だと思うと…

 

何だかモヤモヤした気持ちになりますね。

 

これぞ、『サザエさん症候群』ですね。

 

 

 

子供とは公園で鬼ごっこをしました。

 

子供の体力は無尽蔵のように湧き出てくる物だと言います。

 

いや、全くその通りですね。

 

 

 

ですが、おじさんになった今でも

 

まだまだ負けているつもりはありません。

 

と、思っていたのですが…

 

走っていると

 

息切れ…

動悸…

疲労

 

心も体も歳を感じております。

 

いや、ただの運動不足と信じています。

 

 

 

さてさて、

 

息切れ

動悸

疲労

 

と言えば、臨床場面では循環器疾患の方や呼吸器疾患の方が思い浮かぶと思います。

 

僕もリハビリをしているときに患者さんから上記の症状が出始めると

 

今でも冷や冷やすることがあります。

 

さて、今日は循環器疾患と呼吸器疾患、主に心臓と肺について

 

書いていきたいと思います。

 

が、膨大になりそうですので、2つに分けて書いていきます。

 

今回は、心臓についてです。

 

 

心臓とは

 

心臓は、特に脊椎動物の体内で血液ポンプの役割を果たして体全体に酸素や栄養素を供給する筋肉です。

 

重さは約250g程度で、大きさは皆さんの拳よりも多少大きめです。

 

 

構造

 

 

ご存じの方もいるとは思いますが、人間の心臓は4部屋に分かれています。

 

 

簡単にするとこんな感じです。

 

心房と心室の間には、血液が逆流しないようにそれぞれ「三尖弁」と「僧帽弁」

 

という機能が付いています。

 

 

循環動態

心臓の循環は2種類存在します。

 

 

1つ目:

心臓から出た血液は体をめぐって、酸素や栄養を各臓器の細胞へ送ります。

 

またその時出た老廃物をもって、腎臓を経由し、心臓へ戻ってきます。

 

これを、『体循環』といいます。

 

 

2つ目:

心臓に戻ってきた血液は、酸素が少なくなり、二酸化炭素が多くなっている状態です。

 

このままでは、酸素供給ができないので、一度肺を経由して豊富な酸素を共有し、二酸化炭素を捨てる必要があります。

 

これを『肺循環』といいます。

 

この循環動態が正常に行えなくなる状態を『心不全』といいます。

 

ちなみに、心不全は病名ではなく、この心臓のポンプ機能を維持できなくなる疾患の総称です。

 

 

Frank-Starlingの法則

心臓はポンプの役割を果たすといいましたが、血液を押し出す力はどこから生まれているのでしょうか?

 

1つは、心臓自体です。心臓は筋肉(平滑筋)の塊ですので、自分で収縮、弛緩をすることができます。

 

もちろん、自律神経支配ですので、自分の意志とは関係なく収縮、弛緩を繰り返します。

 

2つ目は、心臓内に戻ってくる血液の量により、押し出される血液の量が決まります。

 

心臓へ戻ってきた血液が、心臓内部から壁を押し、心臓壁を広げます。

 

広がった心臓壁は、ゴムのように元に戻ろうとします。(前負荷)

 

この、元に戻る力が、そのまま血液を押し出す力となります。

 

この2つ目の機序は、Frank-Starlingの法則といい、医療従事者であれば概ねご存じかと思います。

 

そのため、たくさん心臓に血液が戻ってくれば、それだけたくさんの血液を身体中へ送り出すことができるわけです。

 

 

 

いや、待ってください!!

 

 

そもそも、そんなにたくさんの血液を心臓に戻し、心筋がたくさん伸ばされるようなことが慢性的に起きているとしたら・・・

 

心筋が伸びきってしまいます・・・

 

そうなると、心臓は自らの収縮力を十分に発揮できなくなってしまいます。

 

ズボンのゴムを想像するとわかりやすいですか?

 

ずっと履いていると、いつかは伸び伸びになってしまいますよね。

 

心筋が伸びきってしまうと、ゴムのように伸びた筋肉が元に戻る力を使えず

 

心臓の収縮力のみで、大量の血液を送り出さなければならないため

 

心臓に大きな負担をかけることになりますね。

 

まとめ

 

・心臓は250g程度の臓器で、血液ポンプの機能を果たす臓器

・4部屋に分かれていて、心房と心室の間には「三尖弁」「僧帽弁」という逆流防止弁がある

・循環動態は「体循環」「肺循環」の2種類が存在

・心臓自体の力と戻ってくる血液の量により、送り出される血液の量が決まる。

 

 

長くなりそうですので、今日はこの辺で終わります(^^)/

心臓1つでまだまだ話せそうな気がしますね。笑

最後まで読んでくれてありがとうございました!!

次回は「肺」について書いていきます。

興味がある方は読んでみてください。